制作風景
打ち抜き(型入れ)・裁断
革から各部品を切り取ります。
40年の経験を生かして、革の傷や皺を避けて一枚ずつ丁寧に抜いていきます。
▼
革すき
革すき機で革をすきます。
使用する場所によって厚みが違うので各部分ごとで革の厚さを変えます。革が厚いとランドセルが重たくなったり、キレイな型に仕上がりません。
▼
冠(かぶせ)の仕上げ
傷や汚れを一枚ずつ丁寧に確認しながら汚れをふきとって仕上げていきます。
▼
縫製
四種類の太さの違う糸を用途に応じて使い分けて縫いつけていきます。
▼
金具の取付け
錠前とその他の金具を取り付けます。
六種類の長さの違う鋲を、各場所(錠前・ナスカン・肩紐・下紐)に使い分けて、外れないようにしっかり留めていきます。
▼
仕上げ
最後に汚れや傷がないか全体を丁寧にチェックして仕上げていきます。